治験に応募する方法

 

一度だけ、治験というものを利用したことがあります。その際私の状況は、体調を崩し病気休暇中の時期でした。

 

当時は病気休暇を取得でき、決まった固定給を会社からいただけるのは大変感謝しておりましたが、実際残業代も含め現状の家計を回していた事もあり、自分でインターネットなどを通し、何か副業で数万円でも構わないから、少しの時間を使い稼げる商売は無いものかと探していた所、この治験というものに出会いました。

 

治験とは、新薬の効き目、安全性を確認するために、実際にその薬を試す被験者になる事です。

 

私自身で色々調べたところ、数多くの登録会社がありましたので、まず各社への登録から開始し、登録するにあたり現状の状況(過去の大きな手術や、持病など)を、所定のフォーマットに入力して完了です。

 

登録後は、各社から各エリアで実施予定の治験内容がメールで一般公募され、登録者はそのサイト内で応募するという仕組みとなっております。

 


 

 応募から事前面接まで

 

私が応募した治験内容は、「うつかもしれない」という項目について応募させてもらいました。

 

当然、治験をおこなうにあたり、年齢や、実施場所(自分が住んでいる県で実施されるか)などの募集条件などを確認した上でおこないますので、募集種目件数はかなりの数ではありますが、何でもかんでも応募することは出来ないと思いますし、おそらく個人でも限られた数しかないとお考えになった方がいいと思います。

 

治験内容に応募してから数日後に、メールと、電話で直接連絡が入りました。

 

内容は、まず電話でのヒアリング(今回治験者としてふさわしいか)をおこないますとの事で、当日の面談日時が決められました。

 

ヒアリング内容は、病気に関わる事は順に細かく聞かれますが、それ以外では、現在の職種は何か?健康保険証はあるか(社会保険、国民保険)?生活保護は受けていないか?ここ3カ月間に別の治験を受けていないか?といった質問もありました。その後も、面談日直前に幾度か確認メールが送られ、当日キャンセル防止に向けた徹底ぶりでした。

 

電話での面談当日は、相手の方は医療系の方になるかと思いますが、約30分にわたり面談とヒアリングを実施。

 

終了後は、別途今回の治験者として合格か否か通知をしますとの事で、その日の面談ヒアリングは終了。

 

おおむね2〜3日ほど経った頃になると思いますが、合格という事で、次回について私が在住している県の病院名を伝えられ通院が始まりました。

 

ここで一つ補足すると、この治験というものは、入院型、通院型などといった選択肢を選ぶことが出来ます。私の場合家族もあるし、今現在病気休暇中という事もあり、当初サイト上での登録は、通院型として登録しておりました。

 

また、今回に限っての治験バイト通院料金ですが、1日当たり10,000円です。この治験項目では通院型しかなく、これ以上の金額は存在しませんでしたが、いろいろと事前に調べたその他治験内容で、宿泊がともなう入院型の場合、20,000円もしくはそれ以上も存在しており、かなり高額なものばかりです。

 

私は通院型で14日間必要でしたので総額140,000円。アルバイトして捉えるとかなり高額な給与になると思います。

 

 治験の開始

 

その後は淡々と決められた日時に通院を繰り返し、所定口座への振り込みがおこなわれ続けました。

 

治験を始めての禁止事項は、たばこ、お酒の禁止を言われていたので、約2か月間しっかりと守り続けたと言いたいところですが、後半は、さすがに辛抱たまらず、お酒を呑んでしまったことは大変申し訳なかったと思っています。

 

通院も、試供品の薬を飲み続け、通院時、担当へ現状報告をするという繰り返しであるため、全く自分が病気になっているという意識もなく、これだけで10,000円の手当がつくかと思うと、信じられない気分を味わいました。

 

 治験だけで生計は立てられるのか?

 

この治験を受けた所感として、ルール上治験を受けてから、その後3カ月以上の間隔を開けたうえで、別の治験を受けるようにしてください。という事を担当の方より強く注意喚起されました。

 

そうなると、登録後公開される応募内容が、ほとんど自分に当てはまるか否かというと、ほとんど当てはまらないケースが高いのではと私は思っています。

 

今見ている範囲での応募条件も、特定の病気(持病)持っている方に対しての応募が多い気がしますし、また年齢的な事を言いますと、上限40歳を超えている方については、急激に年齢制限に合う可能性があり、その条件に合った病気を持っていても年齢により資格無という制限を受けてしまいます。

 

まずここでアルバイトとしての稼ぎをまとめると、1件の治験に参加したからと言って、年間の生活費を補うほどの年収は不可能です。

 

仮に入院型1回20,000円で1カ月として600,000円という事ですごい金額ですが、ただし次回治験を受けるまで3か月間は間隔を開けるというリスクが発生します。ですから年間マックスで3回治験をしたと仮定した場合180万円程度で終始するはずです。

 

なので生活基盤として考えず、あくまで副業として考えるべきです。

 

単発的にどうしても、海外旅行に行く資金が欲しいとか、資格を得るために資金が欲しいとか、そういった方が理想と言えます。

 

また、上記レベルの収入を上げる工夫としたら、常に登録したサイトの更新情報を常に日々目を通しておく努力は必要だと思います。結構数は多いので、自分に合う条件のモノは必ずあるはずです。

 

それから、この治験に向いている年齢層や職業となると、やはり20代以上40歳未満で、学生なんかは特に時間に余裕があり暇を持て余している方が多いと思うので適しているのではと考えます。

 

今回私の場合、会社員として受けましたが、上記説明した通り3か月間の猶予(病気休暇)を得られたという特典があったからで今後は厳しいかなと思っています。